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古代ギリシャ流ペイガニズム

古代ギリシャ文明は多少でも聞いたことがあるはずです。神話など読んだことあるかもしれません。神話については書籍などを参考にしてください。もし需要があれば各神が好むお供え物などを詳しく書いておきます。

神々

オリュンポス神といえばこの十二神。漫画などでおなじみかもしれません。実は地域によってどの神様が重要視されたかかなり差がありました。
  • ゼウス:一般的に最高神とされますが、どの神を重視するかは地域によって差がありました。嵐、雷、もてなし、外国人の神です。
  • ヘラ:神々の女王。結婚の女神。
  • ヘスティア:竈と政治が行われた建物の女神。
  • アプロディーテ:愛と性、ときに戦の女神。
  • アテナ:アテナイ市、織物、知恵、戦の女神。
  • アレス:スパルタと戦の神。
  • ポセイドン:海、馬、地震の神。
  • アルテミス:自然の女神。
  • アポロン:音楽、光、病、神託の神。
  • ディオニュソス:酒、狂気、演劇の神。
  • ヘルメス:神々の伝令神。市場、泥棒、占いなどもつかさどる。
  • ヘパイストス:鍛冶の神。
  • デメテル:農業と豊穣の女神。

その他の神

  • ペルセポネ:デメテルの娘神。春の女神でありながら冥界の女王。
  • ハデス:冥界の王であり、ときに宝石などをもたらす神でもある。
  • パン:野生の神。パニックの語源。
  • エロス:名の通り性と愛の神。アプロディーテの息子神。
  • ヘリオス:太陽神。
  • セレーネ:月の女神。
  • ガイア(ゲー):大地の女神。
  • モイライ:人の運命を定める三女神。
  • ミューズ:あらゆる芸術をつかさどる女神のグループ。
  • テュケー;恵の女神。

祈り方

古代ギリシャでの祈り方については詳しくはわかっていません。古代人が毎日当たり前のようにしていることを書き残さなかったからです。こうだったかもしれないな、というノリで読んでください。

  1. まずは手を洗い清潔な状態にします。
  2. 次にお祈りを読み上げて(できれば歌う)お供え物を出します。
  3. 最後にまた挨拶をして終わります。

大体の構成は神棚での毎日のお祈りと似ていると言えるかもしれません。もちろんお供え物の内容はかなり違いますが。祈りのポーズはペイガンでも十人十色ですが、自分は立ったまま両手を左右に持ち上げて祈ります。

お供え物

基本的に現代人は動物をお供えすることができにくいので、酒(特にワイン)、市販の肉、パン、手料理、オリーブ油、花、香などが人気です。

参考文献

  1. 『古代ギリシャのリアル』著:藤村シシン
  2. 『秘密の古代ギリシャ、あるいは古代魔術史』著:藤村シシン